自転車語り 下城卓也さん (2) 全3回

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乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。

下城卓也さん

NPO法人 ASO田園空間博物館 マネージャー

NPO法人ASO田園空間博物館のマネージャー。
また九州・沖縄「道の駅」連絡会「駅長会」の副会長を務める。
阿蘇サイクリストコンソーシアムのメンバー。

阿蘇でのサイクリングが もっと楽しくなるように

 サイクリングのための取り組みとしてまず行っているのが阿蘇市内でのサドルラックの設置です。サドルラックというのは“スタンド”のついていないロードバイクなどの自転車を、サドルをバーに引っ掛けることでその場に吊るし、停めておくことのできる小さな鉄棒のようなものです。わたしたちは平成27年度よりその設置を阿蘇市内ではじめました。サイクリストのみなさんへの歓迎の意味合いもこめて、また、自転車で阿蘇の店舗や観光スポットに気軽に立ち寄ってもらいやすいように、毎年設置を続け、今年でその地点の数は約40カ所になりました。さらに平成29年には阿蘇中央高校グリーン環境科の生徒さんたちの協力で、阿蘇の間伐材を使用した“木製サドルラック”の制作と提供をいただきました。木の優しさが阿蘇の風景とマッチした素晴らしいラックです。阿蘇市内の15カ所に設置していますので、見かけたらぜひ利用してみてください。また、サドルラックと合わせてフロアポンプを設置している箇所が20カ所あるので、急なパンクなどにもぜひ活用してもらえたらと思います。

 2つ目の取り組みとして、サイクリストのみなさんに安心して阿蘇のサイクリングを楽しんでもらえるように、道の駅のメイン駐車場とは別の場所へサイクリスト専用の無料駐車場(42台収容。受付にて駐車許可証を発行)を新設しました。今年度から始めた取り組みですが、現在までに利用者が約350名となって、サイクリストのみなさんに大好評です。また、その駐車場に車を停めていただいた方には、道の駅連携店舗での割引サービスが受けられる『おもてなしカード』の発行も行っています。温泉入浴料の割引や、ラーメンの替え玉無料サービスなどの連携店舗独自のサービスがその一枚で受けられるカードになります。現在、25店の店舗さんと連携していますが、これからもっともっと増やしていく予定です。阿蘇の味や魅力を自転車で堪能できるので、ぜひ合わせて楽しんでほしいですね。

※フリーペーパーAsoBoAso 第5号掲載 内容は取材当時のものです。

自転車語り 下城卓也さん(3)へ続く 2021年4月14日掲載予定