自転車もん語り 山下三兄弟(1)全4回

乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。
阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。

未来に羽ばたくきんのたまご!目指すは「世界チャンピオン」

山下三兄弟
山下 虎威(とらい)くん 山下凱威(がい)くん 山下龍威(りゅうい)くん

日本チャンピオンから世界へ

山下三兄弟 オートバイ関連のお仕事をされているお父さんの影響で、オムツをしていた2歳からストライダーという足で蹴って進む自転車にのって遊んでいたという3兄弟。3歳の頃には、トライアル用の自転車に乗っていたというから驚きだ。

 9歳の時には、10歳以下のクラスで日本チャンピオンになり、目指すは世界チャンピオンだという長男の山下虎威(やましたとらい)君。

 お兄ちゃんに続けとばかりに、次男の龍威(りゅうい)君と、三男の凱威(がい)君。

 日本国内は、もちろん海外までもご両親の引率で参戦。今年はポーランドで行われた大会に出場し予選突破を果たした。世界チャンピオンという夢は現実として近づいてきている実感を肌で感じたポーランドであった事だろう。

バイクトライアル

自然を活かした障害物や、人口的に造られたコースを地面に足をついたり、転倒したりすることなく、スムーズに走行できるかを競う、自転車の競技。

山下虎威くんの名前は、競技名のトライアルからとって「とらい」となったそうです。

自転車もん語り 山下三兄弟(1)「ゲームなんかやらない」へ続く