自転車もん語り 薄井 良文さん第3回(全4回)

乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。
これは、阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていたきました。

人生は自転車と同じ
こぎ続けることで前へと進んでいく

薄井 良文さん あそBe隊 隊長

Yoshifumi Usui

薄井良文消防士·山岳救助の隊員を経て「WakuWakuOFFICE」を発足。「あそBe隊」の隊長を務めるかたわら、あそBe隊楽団の代表、環境省自然公園指導員、阿蘇エコツーリズム協会理事、自然体験指導者 防災士 衛生管理者など、「遊び」と「自然環境」に関する様々な取り組みを行っている。


こぎ続けることは 前へ進み続けること

あそbe隊 阿蘇の魅力って私たち住んでいる側からしたら意外と見えてないことも、観光客の方々が教えてくれます。メンバーもそう、何かしらの魅力を感じるから関わってくれるんです。「阿蘇に来てよかった~」「また来ますね」と言ってくれる方に出会うことが私たちにとって何よりの喜びです。

 コロナウイルスが問題で、世界的にみても厳しい状況が続いています。地域活性化のために我々メンバーができること、それは一丸となって阿蘇の魅力をもっと発信し、もう一度観光やアクティビティ体験を参加しに来てもらうことだと思います。

 自転車とは一言で言うと「不安定の中の安定」ではないでしょうか。こぎ続けることで前に進み、足を止めるとたちどころに倒れてしまう。人生も同じかもしれませんね。何もできないと嘆いてばかりでなく、それでも前にこぎ続けることで見えてくるものがある、私はそう思います。

自転車もん語り 薄井 良文さん第4回(全4回)へ続く。