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山肌に描かれる、縞模様(牛道)
2017.02.9

阿蘇の山肌をよく見ると、縞模様ができているところがあります。

等間隔で水平に走っているラインは、

まるで、地図に引かれた等高線のようです。

 

これは、体重500~600キログラムもある牛が歩いた道。

草を食べながら長期間にわたり歩いた足跡で、

地元の人は、これを「牛道(うしみち)」と呼びます。

 

急な坂は登れない放牧された牛は、

リーダーと呼ばれる牛を先頭に緩やかに山を登ります。

やがて、踏み固められ牛道として残るのだそうです。

トラクターが登れないような急斜面でも、

牛たちはこうして草を食べることができます。

ほとんどが急傾斜からなる阿蘇の草原、

牛の活躍がなければ、その美しさは維持できないのです。