乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。
※記事内容は、フリーペーパーAsoBoAso掲載時のものです。
宮下 勇さん
阿蘇中央高等学校教諭
阿蘇中央高校清峰校舎グリーン環境科にて林業を専門に指導。28歳で八代農業高等学校に赴任し、マウンテンバイク部の顧問を11年間務める。
※阿蘇サイクリストコンソーシアムのメンバー。
みんなで登り切って、山から見る景色は最高で。
・・・あれはいいですね
マウンテンバイク の授業のある高校
野球をしていたので動くことはもともと好きでしたが、昔は自転車通学をしていたぐらいで、スポーツバイクとの接点はなかったです。学校の先生になって、27歳のときに赴任した高校が八代農業高校泉分校というところでした。
そこで授業にマウンテンバイクの授業があって驚いて。要はアウトドアを農業教育の一環とみなした、グリーンツーリズムとか、グリーンライフとかそんな観点ですね。緑の環境の元で生活することに意味がある、という考えの元に、キャンプとかマウンテンバイクとか、カヌー、釣り、そういったことをカリキュラムに取り入れていた珍しい学校だったんです。
そこにマウンテンバイク部という部活があって。「クロスカントリー」という自転車競技の部でした。まあ当時は年齢的にも若かったので、そこの顧問をしてみないかって。体力に自信はあったんですけど、自転車ではついていけなかったですね生徒には。子供たちは2、30キロを自転車で通ってくるんです。自転車を整備するのもすごいイキイキしてました。