乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。
※記事内容は、フリーペーパーAsoBoAso掲載時のものです。
宮下 勇さん
阿蘇中央高等学校教諭
阿蘇中央高校清峰校舎グリーン環境科にて林業を専門に指導。28歳で八代農業高等学校に赴任し、マウンテンバイク部の顧問を11年間務める。
※阿蘇サイクリストコンソーシアムのメンバー。
サドルラック制作
阿蘇清峰校舎の木工の先生とASO田園空間さんとの繋がりで、お話があって。グリーン環境科の生徒たちと木のサドルラックを19基作ったんです。丸太を製材するところから。丸太の材を山から伐り出すところからやったので、それはほんと、林業の授業としても生徒たちにはすごく勉強になって。実習の先生と「こういう形はどうですかねー」て言って意見を出しながら。それを最後、一基一基各施設に寄贈してですね。最後の一基を阿蘇市役所に。こういう自転車との関わり方もできるなーていうのを思ったところですね。
愛好家を誘う阿蘇の美しい道
カルデラの地形は、登りも下りも、高低差の環境がそれはもう、無限にあるんですよね。そして昔は阿蘇でも何個かクロスカントリーのレースがあったんです。それこそ、牧場の一画を全部解放して。私も昔参加しましたけど、景色はそれは、相当綺麗で。そういった阿蘇の自然を、愛好家の人たちが「今日はどこどこの山まで行って」みたいになるところから、もっと阿蘇の魅力を分かってもらえるかなって。それこ そ草千里の中をぐるっと、馬だけじゃなくて自転車でもいけるとかですね。自転車は自然と親しめる一番の乗り物だと思いますので。