乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。
井上幹康さん 美幸さん
『BODY WORKS 井上』オーナー
自動車鈑金塗装店『BODY WOKS 井上』を営むかたわら、年に数回ご夫婦でさまざまなロードレースの大会・イベントに出場。阿蘇のサイクリングガイドもボランティアで行い、県内外から訪れるサイクリストに阿蘇の魅力を発信している。SNSでの繋がりで、初対面の人をガイドすることも多い。
県外のサイクリストに
夫婦で阿蘇の絶景をガイド
ご主人「自転車で阿蘇を走りたって方はいっぱいいるんですけど、行ったことない道って分からないじゃないですか。だけん、ガイドをときどき。『知り合いの人が沖縄から来るんだけど、案内できる?』って言われてしたり、先日は鹿児島から来られた方を案内したり」
奥さま「インスタをやってるので、初めての大会ぐらいから友達が増えてったよね。SNSで繋がりやすくなって。つかず離れずの感じで。『タイミングが合ったらみんなで走りましょー』って感じで」
ご主人「自転車に乗るようになってから友達が増えて、夫婦でそういうことよくやってますね。だけん大会とかも面白いんですけど、結構そっちが面白いですよ。全然知らない人、名前も知らない人と一緒に走ったり。で僕たち普段阿蘇に住んでるけん、なんとも思わないんですけど、やっぱりよその方は阿蘇には感動されてます」
奥さま「自転車で阿蘇を巡るイベントなんかがあればガイドのお手伝いをすることもあって。そこで知り合った人もいるし、勉強させてもらうこともあります。長く乗ってる人はやっぱり上手いです。年配の方でも速い人いるんですよ。ついていけなくて悔しい思いも何回もしてます。『なんでこんなに出来ないの!』て。主人にもいつも思ってます『なんでそんなに筋力ないのにあたしより早く走れるの!』って(笑)。
ご主人「最近、(奥さまが)速いんですよ。ぼーっとしてたら追い越されそうです(笑)」