自転車もん語り 山下三兄弟(2)全4回

乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。
阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。

「自転車もん語り 山下三兄弟(1)」はこちら

未来に羽ばたくきんのたまご!目指すは「世界チャンピオン」


山下 虎威(とらい)くん 山下凱威(がい)くん 山下龍威(りゅうい)くん

ゲームなんかやらない

 世界を目指すべくして日常生活を送っているのか、世界を目指す人材としての日常生活があるのか…3兄弟は「ゲームをしない」と断言する。

 平日の夕方は学校が終わってから2時間みっちり練習し、休日は朝から日が暮れるまで練習しているという。ゲームをするより、自転車にのっているほうが楽しいという。

 「障害物を克服するのは難しいけれど、一つ一つクリアしていき、難しい障害物に向かっていく過程が楽しい、クリアできた時の達成感が癖になる」と、長男虎威君はもとより、三男の凱威君までもが目をキラキラさせて熱く語ってくれた。

 ゲームをやっているお友達に言いたい!ゲームやると目が悪くなるし、自転車のって身体を動かしたほうが絶対いいよ!と、子どもとは思えない発言の連発で、世界チャンピオンになるべく人材なのだろうと納得させられた。

バイクトライアル

自然を活かした障害物や、人口的に造られたコースを地面に足をついたり、転倒したりすることなく、スムーズに走行できるかを競う、自転車の競技。

山下虎威くんの名前は、競技名のトライアルからとって「とらい」となったそうです。

自転車もん語り 山下三兄弟(3)「阿蘇MTBパークでの練習には意味がある」へ続く。