Let’s enjoy ASO by bicycle!
※記事内容は、フリーペーパーAsoBoAso掲載時のものです。
ぐっと近くなった阿蘇。
阿蘇らしい山岳ルートをめぐる。
道の駅阿蘇から、のんびりと田舎道や農道をウォーミングアップとして走ったあとに根子岳の麓を縫うように265号を上って阿蘇らしい樹々のない箱石峠を越えます。頂上からすぐに左折して少し上ったところにあるのが、標高909mの町古閑牧野展望スポットになります。
ここからは根子岳が眼前に迫り、眼下に広がる牧野と上ってきた265号という、欧州の山岳コースのような景色が楽しめます。また、このライドでは毎回参加者の皆さんに協力してもらって途中で清掃活動を行っており、今回はここで行いました。
高森側に下ったあとは、湧水トンネルや南阿蘇鉄道の駅舎を訪ね、南阿蘇らしい平坦な農道や井手沿いの道をゆったりと走りました。その後、新阿蘇大橋付近の景色を眺めながら復旧したばかりの国道57号を下って立野駅に到着、すぐに輪行の準備をして九州横断特急に乗車しました。ライドだけでなく輪行も加えることで、全国的にも珍しい3段式スイッチバック。更に2021年3月開通予定の新阿蘇大橋付近の圧巻の眺めも車窓から楽しむことができます。
次回、「阿蘇らしい山岳ルートをめぐる(3)全3回」へ続く。
中尾 公一 なかお こういち
「コルナゴ部長」という愛称で多くのサイクリストたちの信頼を集める存在。
愛車は当然コルナゴ。CLX、M10を所有。
ブログで自転車の面白さや阿蘇の魅力を発信し続けている。
『コルナゴ部長の阿蘇天空の旅』
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