自転車もん語り 山内 健正さん3(全4回)

乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。これは、阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。

自転車もん語り 山内 健正さん1
自転車もん語り 山内 健正さん2

※記事内容は、フリーペーパーAsoBoAso2020年12月号掲載時のものです。

一番楽しんでいるのは
自分自身なんですけどね…!

小さい頃から
自転車で遊んでほしい

山内さん 今時は全国的に、子どもが自転車に乗るのを『危ない』という理由で、場所を指定したり、距離も制限され、あまり乗らないように…と、乗る機会がなくなってきています。通学も親が車で送り迎えかスクールバスを利用するかで、友達の家に行くのに利用するぐらいになっています。それさえもなく、小さい時に自転車に乗ったことがない子どもが増えていて、「何が危ないのか」のルールを知らずに育ち、大人になって自転車に乗り始め、事故を起こす人たちが増えているというのが現状です。自分自身も乗り始めたのは高校からで、両親も全く自転車には乗ったことがないということで、小さい頃は縁がありませんでした。

 なので自分の経験を生かし、子どもたちに『自転車で遊ぶという経験』を積んもらえるよう、クラブ活動に取り組んでます。ただ友だちの家に行くのに乗るだけじゃなく、遊んで楽しんで魅力を感じて欲しいですね。その上で、事故が起きないようにルールを学んで欲しいし、自転車の危険性…転んだらどうなるか、怪我を防ぐ方法等を身につけてもらえればと思ってます。

 でも本当は、子どもが大好き、自転車大好きで、一番楽しんでいるのは自分自身なんですけどね…!

次回、「自転車もん語り 山内 健正さん4」へ続く。

山内 健正(やまうち けんせい)

山内健正

道の駅あそ望の郷くぎの
『南阿蘇チャレンジベースみなくるストア』内
『サイクルピットぐるり』
TEL:080-2695-0038
https://www.facebook.com/cyclepitgururi/
自転車の修理・販売をしています。
不定期でローカルガイドツアーや教室を開催しています。
南阿蘇村でマウンテンバイクコースも整備しています。