自転車もん語り 井上幹康さん 美幸さんご夫妻(3)全4回

 乗る楽しさ、駆け抜ける魅力。多くの人々を惹きつけてやまない「自転車」という存在。阿蘇という土地ならではの自転車の楽しみ方を、自転車好きのみなさんに語っていただきました。

井上幹康さん 美幸さん

『BODY WORKS 井上』オーナー

 自動車鈑金塗装店『BODY WOKS 井上』を営むかたわら、年に数回ご夫婦でさまざまなロードレースの大会・イベントに出場。阿蘇のサイクリングガイドもボランティアで行い、県内外から訪れるサイクリストに阿蘇の魅力を発信している。SNSでの繋がりで、初対面の人をガイドすることも多い。

 

週末はだいたい自転車
鹿児島往復も二人で完走!

奥さま「子供も大きくなって親元を離れてるので、週末はだいたい自転車に乗ってますね。毎回100km前後は。有明海1周180キロとか走ったり、去年の年末は鹿児島を1泊して往復しました。鹿児島行って、次の日福岡の糸島を行ったり。周りからおかしいって言われます(笑)。島原1周も2回くらい。熊本新港から朝一で行って、日帰りで夕方フェリーで帰ってきたり」

ご主人「二人で一緒の時間を共有して走れるってのはいいかもしれないですね。これまでの時間の使い方ってお互い別々だったと思うんですよ。かたっぽが走ってたら、かたっぽが応援してるとか。今は一緒の時間で同じことをやれるんで。練習でも、ランニングだとほんと『練習』だけど、自転車って景色見たり風が気持ちよかったりするし、その辺もいいですね。

奥さま「私の目標は主人を追い越すこと。だから二人で練習してても、練習の最後で私がブワーと飛ばしたりするんです。負けんように。追い越されないように(笑)」

ご主人「最後まくってくるんですよ(笑)」

奥さま「負けられないと思って(笑)」

自転車もん語り 井上幹康さん 美幸さんご夫妻(4)へ続く